専門家が造作家具について解説！オーダー食器棚のポイントとは？
「造作家具について興味がある。」
「オーダー食器棚の依頼を考えている。」
このように、造作家具について興味がある方が多くいらっしゃると思います。
その中でも、オーダー食器棚を考えている方もいると思います。
しかし、オーダー食器棚を依頼するときのポイントについて詳しく知らないですよね。
そこで今回は、専門家がオーダー食器棚のポイントについて詳しく解説します。
□オーダー造作棚のポイント
・全体のサイズ
一般的な食器棚の大きさは、高さは約180センチ、幅は約150センチ、奥行きは約50センチと言われています。
サイズが大きくなればなるほど、費用もかかります。
実際に使う収納量を考慮して、無駄なスペースは省くことがおすすめです。
・取り出しやすい位置を設定
食器は毎日の生活で使うものです。
せっかくオーダーするなら、取り出しやすい位置に収納したいですよね。
食器をよく取り出す人の身長に合わせて家具をデザインすることもおすすめです。
また、食器棚の戸も、取り出しやすさに関係します。
引き戸は、開くときに場所をとりませんが、一度に開けられるスペースは狭いです。
一方で、開き戸は開くときに場所をとりますが、一度に開けられるスペースは広いです。
どちらを優先するか考えることがポイントです。
・棚の奥行き
棚の奥行きは、棚を設置するスペースによって変わります。
収納量を求める場合は、奥行きが広い食器棚が適していますが、奥にある食器が取り出しにくいデメリットもあります。
この場合は、棚に高さを持たせることで、奥行きが広くても、取り出しやすくなります。
また、棚の奥行きを決める際は、約80センチの通路の確保をしておくこともポイントです。
・何を収納するのか
食器によって適している収納場所も異なります。
引き出し収納は、取り出しやすいですが、取り出すときに揺れが生じるので、ガラス食器は割れてしまう可能性があります。
そのため、引き出しには、毎日使うお箸やスプーンの収納がおすすめです。
頻繁に使う食器は手前に、また取り出しやすい高さの位置に置くといいですね。
このように、実際に何をどこに置くかシミュレーションして、食器棚のデザインを決めることがポイントです。
□まとめ
今回は、専門家がオーダー食器棚のポイントについて詳しく解説しました。
毎日使うものだからこそ、取り出しやすさや収納量といった利便性が重要です。
ポイントを踏まえてデザインすると、世界で一番使いやすい食器棚が手に入ります。
ぜひ、今回の記事を参考にしてみてくださいね。