専門家が解説!大工が作った造作家具の事例について!
「造作家具を大工に頼もうか迷っている」
「大工が手がけた造作家具ってどのようなもの?」
「家具工事と大工工事の違いとは?」
と、大工が手がける造作家具についてお悩みの方もいらっしゃると思います。
大工が手がけた造作家具を知る機会があまりないため、知りたいですよね。
そこで今回は、大工が作った造作家具の事例について、ご紹介します。
□家具工事と大工工事の違い
家具工事と大工工事の大きな違いは、家具工場で製作するか、現場で製作するかです。
家具工事は工場の機械で製作されるため、精度が高いという特徴があります。
また、塗装の仕上がりや、作業の品質が高いです。
ただ、造作家具を設置する場所で作らないため、微妙なズレが生じる可能性があります。
これに対し、大工工事は現場で製作するため、微妙な調整もできます。
また、家具工事に比べて費用が安い傾向があります。
ただ、大工の技術が重要になってくるため、慣れていない大工だと、精度が低くなる可能性があります。
このように、家具工事と大工工事の両方にメリット、デメリットがあるのが事実です。
□大工の手がけた造作家具
・事例1
大工の手がけた造作家具をご紹介します。
まずはおばあちゃんのミシン台です。
おばあちゃんが使いやすい高さの机に、そしてミシンを出しやすいように設計されています。
日当りがよくなるように、窓の幅に合わせて製作されています。
このようにおばあちゃんがミシンを使いやすいように徹底されています。
現場を見て作る大工だからこそ製作できる造作家具でしょう。
・事例2
次に紹介するのが子供部屋のベッドと学習机です。
高い位置にベッドを取りつけて、下の空間に勉強机を設置すると、小さな部屋でも十分な子供部屋になります。
部屋の大きさや、使うお子さんの身長を見て、造作家具の大きさを変更できるところも大工家具の魅力です。
・事例3
次に、大収納の手作りキッチンと食器棚をご紹介します。
現場で大工に製作してもらうと、収納する食器や収納する場所を見ながら製作してもらえます。
毎日使うものはできるだけ使いやすい方が良いですよね。
□まとめ
今回は、大工が製作した造作家具の事例について、ご紹介しました。
大工は人の手のため、仕上がりの精度が低くなるリスクがあるので、経験豊富なプロの大工に頼むと良いです。
大工が製作した造作家具は、家具を設置する現場で製作されるため、不一致の心配がありません。
また、現場を見て必要なものも臨機応変で作ってくれます。
ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。